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『THE CRAP SHOW』と『SUNDAY IN THE PARK』を観比べて欧米スタイルの違いを知る
2024.03.08
ヨーロッパ随一のスノーパークを誇る、スイス・ラークスが舞台の連載パークムービー『THE CRAP SHOW』のエピソード3が公開された。今作はオープニングを飾っているローカルライダー、エリアス・アレンスパックに注目したい。
平昌五輪ハーフパイプにスイス代表として出場しているだけあり、エリアスのトランジションにおけるパフォーマンスは一級品だ。パイプ以外にも、キッカー、ジビング、クォーターパイプなど、オールラウンドで魅せることができるライダーである。昨シーズンまではワールドカップ(以下、W杯)などFIS(国際スキー・スノーボード連盟)大会を転戦していたが、今季は出場していないので、今後の動向にも注視したい。
さらにW杯でおなじみ、地元スイスのお祭り男、ニコラス・フーバーがキッカーでBS1440にノーズグラブを加えるなど高回転スピンで己を表現すると、ジバーからガールズライダーに至るまで、今作には多くのヨーロピアンライダーが出演している。
そこで、弊ウェブマガジンでお届けしている、アメリカ西海岸の連載パークムービー『SUNDAY IN THE PARK』と観比べると、欧米におけるライディングスタイルの違いが見えてきて面白い。これを機会に、双方のムービーをじっくりとご覧いただきたい。