MOVIE
BROWN CINEMAが表現するスノーボードの本質『THE KNIGHTS OF BROWN TABLE』
2023.12.06
バックカントリー、ストリートとフィールドを問わずに個性を最大限に発揮し2016年、ABSINTHE FILMS『EVERSINCE』でビデオパートを飾ったキーガン・バライカを筆頭に、2017年にBROWN CINEMAがローンチ。2018年にフルレングス作品を発表して以来2作目となる『THE KNIGHTS OF BROWN TABLE』が5年の時を経て、いよいよお披露目となった。
本ムービーをメディアサポートしている「TORMENT MAG」の記事によると、キーガン、スコット・ブラム、ハリソン・ゴードンらを中心としたBROWNクルーは、「いつでもゴールは、愛する仲間たちと可能なかぎり滑り続けること。好きな人を誘って、好きなスポットに連れていく。雪かきは少なく、ライディングは多めに」というスローガンのもと、クルーとしての礎を築き上げていった。その間に休止期間もあったが、映像作家であるブロック・ニールセンがクリエイティビティを発揮して形になったムービーが本作である。
活動資金ありきではなく、自分たちがやりたいスノーボードを最大限表現することを前提に活動。結果、多くの賛同を得てスポンサーを獲得し、資金調達にも成功。2年に渡り、ライダー主導で撮影活動が続けられた集大成として、本作が完成した。
主演ライダーは登場順に、サム・タックスウッド、ゲイブ・ファーガソン、メイソン・レマリー、ブランドン・コカード、ケイル・ジーマ、セベリン・ファン・デル・ミール、イッカ・バックストロム、ブレイク・ポール、パーカー・スモウスキー、ジャレッド・エルストン、ニック・バーデンとなっている。さらに、彼らの脇を固めるメンツが豪華なのだ。その一部を紹介すると、先出のキーガン、スコット、ハリソンはもちろん、コディ・ウォーブル、リード・スミス、スペンサー・シューベルト、マイキー・ルブラン、ベン・ファーガソン、ボード・メリル、ブレア・ハベニット、クリス・グルニエといった顔ぶれ。
ディープな50分超の作品なので、時間と場所とドリンクを確保したうえで、じっくりとご鑑賞いただきたい。