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足首骨折から巨大ジャンプが飛べるまで復帰したマーク・マクモリスのライド初日に密着
2023.09.07
選ばれし者しか出場することが許されないバックカントリーフリースタイル頂上決戦「NATURAL SELECTION TOUR」の予選を勝ち抜き、本戦出場の権利を有しながらも足首の骨折により出場を断念していたマーク・マクモリス。これまでも何度も大ケガを負いながら復帰を遂げてきたマークは、春先に米カリフォルニア州マンモスマウンテンでスポンサーのイベントに参加した際、雪上復帰は果たしていたものの、まだジャンプができる状態ではなかった。そのときの様子も記事にしているので、ご興味があるという方はチェックしてほしい。
ケガから5ヶ月ほどが経過した8月、マークの姿はオーストラリア・スレドボにあった。スレドボのパブリックパークでのライディングはもちろん、秋にスイス・サーフフェーで毎年行われているセッションイベント「STOMPING GROUNDS」のディレクターを務めるチャールズ・ベッキンセイルが手掛けたビッグジャンプでも感触を確かめるためだ。だが、マークからすれば朝飯前のCAB900で転倒するシーンも。百戦錬磨のトップライダーでも、復帰初日から全開というわけにはいかないようだ。
しかし、終始リラックスした表情で、本格的にオンスノーに戻ってきたことを噛みしめるように楽しんでいる姿が印象的。スノーボードにケガはつきもの。筆者(編集長)もそうだが、経験したことがある人にはマークの胸中が理解できるはずだ。