BACKSIDE (バックサイド)

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ショーン・ホワイトの生き様を記録したドキュメンタリー『THE LAST RUN』7月6日(木)放送開始

2023.06.23

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言わずと知れたスノーボード界が生んだスーパースター、ショーン・ホワイト。トリノ、バンクーバー、平昌とオリンピック3大会で金メダルを獲得、ハーフパイプ界の頂点に君臨してきたわけだが、北京五輪でそのバトンを平野歩夢に託し、コンテストシーンの第一線から退いたのは記憶に新しい話だろう。
7月6日(木)、アメリカ最大のケーブルテレビ放送局「HBO」より、ショーンのドキュメンタリー番組『THE LAST RUN』がローンチする。Netflixリミテッドシリーズ『IMMIGRATION NATION(移民国家は語る)』の監督を務めたシャウル・シュワルツとクリスティーナ・クラシャウがメガホンを握る。
予告編が公開されたので早速ご覧いただきたい。英語なので要約すると、生まれつき心臓に4つの障害があったショーンは5歳でスノーボードを始めると、恐れることなくまたたく間に成長。12〜14歳の頃にプロ大会で表彰台に上がるようになると、15歳でミリオネアに。ショーンの母であるキャシーは、お金が家族をダメにするのではないかと不安視していた。
スノーボードとスケートボードの元祖二刀流ライダーとして夏冬の「X GAMES」で頂点に輝き、先述しているようにトリノ五輪で初の金メダル獲得。ハーフパイプだけでなくスロープスタイルでもアメリカ代表の座を獲得するなど、飛ぶ鳥も落とす勢いだった。
「オレの人生は、もう元には戻れない。でも、考えずにはいられなかった……これは、ほんの始まりに過ぎないと」
「勝利と幸福はイコールだった。それ自体が中毒なんだ。ただ、物足りない。続けなきゃ」
「でも、人生のプランはいつも自分と一致するとは限らいんだ。突然、レコードが回らなくなった」
「難しくなった。これまでほど飛べなくなった。次のオリンピックで勝てば引退できる。それは単にスポーツから離れることではない。それは、アイデンティティの一部から離れることなんだ」
これらは予告編に採用されているショーンの言葉だ。
HBO&HBO Maxコンテンツは、U-NEXTで独占配信されている。日本でも放送されることに期待したい。

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