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マーク・マクモリスが地元のレジャイナ大学から名誉博士号を授与
2023.06.18
さる6月14日、マーク・マクモリスがカナダ・サスカチュワン州に位置するレジャイナ大学より、オリンピックを含めた大会成績と地域社会への貢献が認められ、名誉博士号を授与した。
サスカチュワン州レジャイナはマークの生まれ故郷であり、彼は兄のクレイグとともに5歳からスノーボードを始めた。その後は周知のとおり、オリンピックで3大会連続でメダルを獲得、「X GAMES」では22個のメダルを手にし、「BURTON US OPEN」の表彰台には4度中央に上るなど好成績を収めるとともに、スノーボード競技の地位向上に大きく貢献してきた。
レジャイナ大学のジェフ・ケシェン学長兼副学長はプレスリリースで、次のように述べている。
「マーク・マクモリスはスノーボードというスポーツにおいて前例のない高みに到達しましたが、彼のルーツがスノーボードというスポーツにとって環境に恵まれているとは言えないサスカチュワン州にしっかり根づいていることを考えれば、その功績はなおさら驚くべきことです」
マークは自身のSNSで、「人生はクレイジーです。夢を追いかければ何でも起こります。私の家族、友人、そしてレジャイナ大学に感謝します」とコメントした。
名誉博士号とは学校教育法上の博士の学位とは異なり、大学の自治に基づいて独自に定められている名誉称号である。
マークは兄のクレイグとともに2012年に、カナダの子供たちがスポーツに親しめるようにするためマクモリス財団を設立している。マクモリス財団は35万カナダドル以上をこれまでに集めており、3,500人以上の子供たちに対してスポーツに取り組むための機会提供を行ってきた。