昨夏、単身で米オレゴン州マウントフッドに渡った伊藤藍冬は、全力で自身のスノーボーディングを魅せつけることで、言語の壁を越えて北米のコアスノーボーダーたちから認められた。そこで出会った仲間は、ストリートスノーボーディングの聖地・ユタ州ソルトレイクシティを拠点に活動している個性派集団、THE DUST BOXクルーだ。
今年、DUST BOXクルーが来日していた際、藍冬の地元である北海道・さっぽろばんけいのハーフパイプを訪れた。21-22シーズンまでパイプのコンテストに出場していただけに、藍冬の主戦場である。そこで、「みんなでパイプのイベントやったら面白いんじゃない？」となり、DUST BOXとd0bunezumi（ドブネズミ）が合同でイベントをやろうという運びになった。ドブネズミとは何か藍冬にたずねたところ、彼と平野海祝の生き様であり集合体、とのことだ。
さる4月16日、藍冬と海祝の姿はユタ州パークシティにあった。両クルーによるハーフパイプのイベント「BE SOMEBODY」が晴天のもと開催。WOODWARD PARK CITYのスーパーパイプにはジブアイテムが設置され、スキルとクリエイティビティが融合される素晴らしいセッションと化した。藍冬いわく、「友達のライダーやキッズたちがたくさん来てくれて、すげー盛り上がりましたね！」とのこと。
藍冬と海祝のフッテージが多数収録されている本ムービー、早速再生せよ。