MOVIE
日本フリースタイルシーンの最前線を丸々1シーズン切り取った秀作『GO-RYU』
2022.12.29
佐藤秀平の『SHUTIME』、吉田啓介の『BACKYARD』と、それぞれグローバルで配信されたフルパートムービーの撮影から編集までをディレクターとして手掛け、NOMADIK初となるチームムービー『GYPSY』には撮影はもちろん、カラリストとして携わるなど、日本フリースタイルシーンの最前線をフィルマーとして切り取っている川崎清正。KIYO FILMとして独立した彼が、10年ぶりに1シーズンをフルタイムで動くことができた昨シーズン、そのすべてを凝縮させた超豪華ムービー『GO-RYU』を発表し、11月にBURTON FLAGSHIP TOKYOでのみ上映していた。もちろん筆者も現場にかけつけていたのだが、これを観ずして日本のシーンは語れない。そう断言できる映像作品が、本日より3日間限定で公開されたのだ。
2021年12月〜2022年5月まで、北海道や白馬のバックカントリー、「UZUMAKI」などの最先端ボウルイベント、奇跡のエイプリルパウダーなど、およそ半年間、コンディションが整った雪山で数多くのライダーたちと川崎は“合流”を繰り返してきた。そこで行われたセッションのハイライトシーンが濃縮された24分あまりの本ムービーは、本格シーズンをこれから迎えようとしているスノーボーダーにとって刺激的であることは間違いない。
豪華絢爛なライダー陣の一部を紹介すると、小川凌稀、吉田啓介、佐藤秀平、工藤洸平、國母和宏、大久保勇利、藤森由香、中井孝治、相澤亮、長澤颯人ら、10代から50代までの日本を代表する30人のライダーが出演している。年内の限定公開となっているので、お見逃しのないように。