佐藤秀平が快挙を成し遂げた。米「SNOWBOARDER MAGAZINE」の元編集長で、現在は「SLUSH THE MAGAZINE」を手掛ける名エディター、パット・ブリッジーズのお眼鏡にかない、SIMS本国より短編のシグネチャームービーが公開された。世界に認められた者しか制作することが許されない、超貴重ムービーである。タイトルはずばり『SHUTIME』だ。
ディレクターを務めたのは、國母和宏率いるSTONP作品を手掛けてきた川崎清正。秀平と二人三脚で撮影を行いながら21-22シーズンを駆け抜け、その中から選りすぐりのフッテージで構成されている。
バックカントリーフリースタイルからパークライディングまで幅広く、バリエーション豊富なロケーションで撮り下ろされており、秀平の表現方法も多彩。だからこそ、何度も繰り返し観たくなる。そうした点においても、稀有な作品と言えるだろう。
近年はInstagramを中心としたSNS上に映像や写真があふれかえり、瞬時に消費されていく時代。だからこそ、本ムービーは価値があると言える。さらに、日本人のタッグで制作したムービーに日本人アーティストの楽曲をつけた作品が世界に認められたという点においても、非常に意義のあることだ。
本日10月14日には業界関係者向けの試写会が用意されており、筆者（編集長・野上大介）も登壇予定となっている。今宵は、It’s SHUTIME!