2年前にアマチュア動画投稿企画で紹介した「バックフリップといちご大福が大好きな10歳少女 石本鈴花」が、ダブルバックフリップをひっさげて再び登場だ。撮影時は小学6年だったわけだが、その年齢を感じさせない巧みなパウダーライディングまで披露。多感な時期の2年間だけに、乾いたスポンジのごとくあらゆることを吸収し、急成長したことを証明している。
「ニセコで滑り込みながら、大会に出るためにジャンプやジブを強化していました。目標にしていたJSBA（日本スノーボード協会）全日本選手権大会のストレートジャンプで優勝し、プロ昇格することできたんです。SAJ（全日本スキー連盟）の大会にも初めて出場し、結果を残すことができました（全日本ジュニア選手権大会のスロープスタイル、ビッグエアともに小学4〜6年の部で2位）。これからにつながるシーズンだったと思います。今後は世界大会に出てみたいですね。そして、いろんなマカロンを食べたい！ ずっとお兄ちゃん（石本眞那斗）が目標で、スタイルがカッコいいって言われるライダーになりたいです」
ダブルバックフリップ以外にもバックサイド900など高難度なトリックを操り、さらに、恵まれた北海道のパウダースノーと自然地形を活かしてフリーライディング力に磨きをかけている。石本鈴花、覚えておくべき存在だ。