ベルギーにはゲレンデがほぼないに等しいため、本格的なスノーリゾートで滑るとなるとスイスやフランスを目指すことになるのだが、距離にすると700km超。室内ゲレンデはあるものの、雪と山に恵まれた環境ではないベルギー第2の都市、スタイリッシュな芸術の街・アントワープで生まれ育ったトッププロがいる。
平昌五輪スロープスタイル＆ビッグエアに出場し、数々の映像作品にも出演している弊サイトでもおなじみ、セッべ・デ・バックだ。9歳の頃にスノーボードを始めた彼は、アメリカ・コロラド州のブリッケンリッジやキーストーン、スイス・ラークス、オーストリア・フラッハウなどで滑り込んできた。そのひとつ、ユタ州パークシティのWOODWARDパークで撮影されたムービーがこちらになる。
都会派ならではの、スムースかつクリエイティブなスタイルが際立っているセッベの滑り。あえてノーグラブで回す低回転スピンもオシャレだ。セッベの滑りを参考にして、あなたのトリックリストに加えてみてはどうだろう。