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わずか半年で夏冬の両五輪に挑む史上初のアスリート 平野歩夢の半生と「今」

2021.06.28

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MONSTER ENERGY(モンスターエナジー)が制作するスケートボードのドキュメンタリービデオシリーズ『Aspire – Inspire』の第4弾として、東京五輪からの新種目であるスケートボード・パーク種目で日本代表の座を勝ち取った平野歩夢が登場。フランス・リヨンが生んだ天才と呼ばれるオーレリアン・ジロー、故郷ブラジルにスケートパークを建設するなど社会貢献しているケルビン・ホーフラー、スケートボード界のレジェンドとして名高いルーン・グリフバーグら錚々たるスケートボーダーたちと肩を並べて抜擢されている。
MONSTER ENERGY本社のある米カリフォルニア州の最大都市・ロサンゼルスで編集された本ムービーは、国際的な視点から彼の半生を紐解き、東京五輪からわずか半年後に控えている北京五輪にスノーボーダーとして挑む、いわゆる二刀流ライダーとしての「今」に迫った内容。弊誌ISSUE 3「SNOWBOARDING, FRIENDS, AND THE BOND ──スノーボードと仲間と絆──」、ISSUE 5「WALK TO THE DREAM ──夢への歩み──」を通じて幼少期からの歩夢のヒストリーを綴っているわけだが、そちらをご一読いただいている方こそ面白く観ることができるのかもしれない。グローバルかつスケートボーダー視点で切り取られたドキュメンタリームービーだからこそ、大変興味深い中身だ。
サーファーである父・英功さん、同じくスノーボーダーでありスケートボーダーの兄・英樹らからの影響を受けて4歳でスノーボードとスケートボードを始めると、父の指導のもと、兄の影響を多分に受けながら横乗りを極めていく過程が歩夢本人の口から語られている。英功さんが地元である新潟・村上にスケートパークを作ろうと着想したからこそ、英樹が日本のキッズシーンで一目置かれる手本として存在していたからこそ、二刀流の歩夢が誕生したわけだ。
X GAMESでの2度の金メダル、2大会連続オリンピック銀メダリストに輝き、スノーボーダーとしてハーフパイプ界のトップランカーに成長。そして現在、スケートボードのパーク種目において日本代表の座を獲得した。
そうした歩夢の半生と「今」が語られている12分間のドキュメンタリームービー、お見逃しなく。

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