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雪とは縁遠いと思っていたアフリカ南部のゲレンデに異例の大雪が
2021.05.08
一年を通じて比較的温暖な気候のエリアだけに、雪とは縁遠いイメージがあるだろうアフリカ南部。さる4月30日、南アフリカに囲まれるように存在する小さな国・レソト唯一のゲレンデ、アフリスキー・マウンテンリゾートが大雪に見舞われた。レソト北部の南アフリカとの国境付近のマルティ山脈に位置し、標高3,222mを誇るサハラ以南にふたつしかないゲレンデのひとつ。同ゲレンデは6月10日から8月29日までのオープンを予定している。
標高が高いとはいえ降雪は極めて稀なようで、南アフリカのもうひとつのゲレンデであるティフィンデル(標高2,900m)とともに人工降雪機が欠かせない。それだけに、この異例の大雪には驚きを隠せなかったことだろう。
「私たちは早い時期の降雪にとても興奮しています」と同ゲレンデのマネージングディレクター、ピーター・ペーパー氏はSNSを通じてコメントした。レソトの国境がレジャーやビジネス旅行のために開放されたばかりのタイミングだったため、そのことを祝福するかのような降雪となった。
ちなみにアフリスキー・マウンテンリゾートにはパークが完備されており、スクールにも注力しているようだ。気になる方は同リゾートのホームページをご覧いただきたい。
photo: Afriski Mountain Resort