BURTON（バートン）が贈る連載ムービー『日本を滑ろう』の第6弾は、降旗由紀が巡る東北トリップの後編。今回は福島、山形、宮城の南東北が舞台だ。
前編は青森、岩手、秋田でパウダー三昧のトリップとなったが、南東北では降雪に恵まれながらも人工地形を中心に滑り倒す。もともとハーフパイプのナショナルチームに所属していた降旗だけに、古くからパイプを有する福島・南郷へ。旧友たちとのセッションに明け暮れた。R天国と称される山形・湯殿山では、サーフィンの仲間たちとともにトランジションを攻めまくる。彼女のライディングスタイルは、サーフライクなライディングを愛する人々やRが好きなベテランスノーボーダーたちを虜にすることだろう。
そして、HRMこと高橋博美が案内する宮城・すみかわスノーパークでは、自然地形を攻めまくった。かつてはその名のとおりパークのメッカとして知られていたが、フリーライディングの聖地でもあったのだ。そんなハードコアな雪山にも関わらず降旗の母も登場するなど、ほんわかするシーンも収録されている。
東日本大震災から10年という節目のシーズン中に、その余震とされる大地震が再び起きた。撮影はその前に行われたものになるが、僕たちスノーボーダーは引き続き、#RIDETOHOKUの精神で東北シーンをサポートしてきたい。