MOVIE
“ノーグラブこそが新しいグラブ”と表現する斬新ムービー
2016.11.24
ベルギーが誇るトップライダー、セッベ・デ・バックがノーグラブでスピントリックを表現する斬新ムービー『NO GRAB IS THE NEW GRAB』が公開されているのでお届けしたい。
オーストリアのシュトゥーバイ氷河に造成されたパークで行われた「STUBAI PRIME PARK SESSION」で撮影されたこちらの映像は、すべてがノーグラブのスピントリックだ。ビッグキッカーでいきなり意外性の高いノーリーからのフロントサイド180を放ったかと思えば、スイッチからのレイトバックサイド180やフロント/バックサイド1080、シャッフルを入れたキャブ900など、すべてをノーグラブで繰り出している。
言うまでもないが、グラブすることで空中での安定感が増すためスピンをコントロールしやすくなるわけだが、あえてのノーグラブで180~1080までのスピンを操る彼は、ムービーのタイトルでもあるように“ノーグラブこそが新しいグラブ”と訴えかける。両手の指先までの美意識を高めて表現されるこれらのスピントリックから、新しき価値観を得られるかもしれない。