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US GRAND PRIXでアメリカ勢を押しのけ木俣椋真がスロープスタイルで2位の快挙
2020.02.02
米カリフォルニア州マンモスマウンテンで行われていたUS GRAND PRIXの男子スロープスタイルで、木俣椋真が2位に輝いた。FISワールドカップに位置づけられておりアメリカ代表の選考レースでもあるため、北京五輪を目指す強豪アメリカ勢の多くが参戦していての結果だけに価値がある。
その木俣のベストランは1本目に、スイッチBS270オン270アウト@ダウンレール→BSノーズスライド・プレッツェル270アウト@ダブルダウンレール→CAB270オン270アウト@レインボーレール→FSダブルコーク1080インディ@トランジション→BS1260メロン→CABトリプルコーク1440ミュートを決めて、83.83ポイントを獲得。優勝のダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)にわずか0.68ポイント及ばなかった。
ちなみに、このダスティは昨年末「メリークリスマス──サンタクロースに扮した上手すぎるライダーの正体とは?」と題した弊サイトの記事で紹介したヤングガン。マンモスローカルということもあってか、見事ワールドカップ初優勝を飾った。
ダブルダウンレールでのハードウェイCAB270オンをトランスファーで決め、ラストの2連キッカーではCABダブルコーク1260ノーズ→BSトリプルコーク1440ミュートを完璧に成功させるなど、17歳になったばかりのダスティが頭角を現してきたということだ。
女子は女王ジェイミー・アンダーソンが優勝。ダウンレールでスタイリッシュなBSリップスライドを決めるなど安定感のある滑りでジブセクションを攻略すると、トランジションではBS540インディを放ち、2連キッカーではCAB540ミュート→FS720ミュートと抑えたルーティンながら圧勝だった。
X GAMESに参戦していた鬼塚雅、岩渕麗楽、村瀬心椛ら日本勢は今大会には出場していなかった。
男子結果
1位 ダスティ・ヘンリクセン(アメリカ)
2位 木俣椋真(日本)
3位 ジャド・ヘンクス(アメリカ)
10位 國武大晃(日本)
21位 濱田海人(日本)
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女子結果
1位 ジェイミー・アンダーソン(アメリカ)
2位 ローリー・ブルーイン(カナダ)
3位 ケイティー・オーメロッド(イギリス)
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