平昌五輪ハーフパイプでは4位と惜しくもメダルは逃したものの、数多くのコンテストで表彰台に上ってきた男。昨シーズンのX GAMESとBURTON US OPENに参戦する傍らで撮影にも勤しみ、驚愕のフッテージを数多く残したベン・ファーガソンだ。競技レベルが高まり続ける近年、コンテストとフィルミングを両立させているライダーはほぼいないなかで、彼は間違いなくその最高峰に存在している超実力派ライダーなのである。
先日紹介したレッド・ジェラード（記事はこちら）同様に、X GAMESが贈る本格ムービー『JOY』に収録された映像を再編集したビデオパートがこちらだ。通常は3分前後のビデオパートが多いなか、ベンのそれは5分あまりのフッテージを積み重ねている。前述したようにコンテストにも並行して参戦しているとなると、驚くべき撮影の成果であることを理解いただけるだろう。
ラストに収録されている超特大のFS1080は鳥肌モノ。ベンのライディングスタイルやスキルの高さはもちろんのこと、彼の偉大さを改めて知ってほしい。