HOW TO
ビッグマウンテンのスペシャリストに学ぶ。真夏に雪崩について考える
2019.08.08
世界トップクラスのビッグマウンテンライダーとして知られるザビエル・デ・ラ・ルーは2008年3月28日、巨大な雪崩に襲われて2.5km以上も流された経験を持つ。それは、標高差にして1,200m以上という絶体絶命の状況だった。
ザビエルは九死に一生を得て奇跡的に生還したわけだが、自身が犯してしまったその過ちを世界中の全スノーボーダーに伝えることが使命と考えたのだろう。死と隣合わせの状況で学んだことのすべてを映像化し、自身のYouTubeチャンネル「HOW TO XV」で配信している。日本語字幕付きだ。
フリーライディングを愛するスノーボーダーのみなさん、真夏に雪崩について考えてみるのも悪くないかもしれない。体感温度を下げると同時に、きたる冬に向けて身を引き締めていただければ幸いである。