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15周年を迎えたWSTエリートクラスのスロープスタイル大会で藤森由香が2位
2019.04.03
さる3月30日、アンドラ公国・グランヴァリラにて15周年を迎えたスロープスタイル大会「GRANDVALIRA TOTAL FIGHT 2019」が開催された。WORLD SNOWBOARD TOURのエリート(最上位)クラスに位置づけられている本大会には多数の日本人ライダーが参戦し、前回大会を制した藤森由香が今大会でも2位に。一昨年は3位だったので、3大会連続で表彰台を射止める結果となった。
「最近苦手だったFS720もだいぶよくなってきて練習の成果が出てきたのがうれしい!」と自身のSNSを通じて喜びを発信した藤森。映像をご覧いただければわかるように、しっかりとミュートグラブを入れながらストンプしている。メンズ同様のビッグアイテムに物怖じすることなく大会を楽しんでいた様子も併せて綴られた。
女子優勝は表彰台の常連として知られるジュリア・マリノ(アメリカ)。強風が吹き荒れるなか、FSリップスライド270アウトやBS720メロンなど安定感ある滑りで勝利をたぐりよせた。
男子で注目を集めていた優勝候補筆頭のマーク・マクモリス(カナダ)は2位に甘んじた。優勝は平昌五輪ビッグエアで6位という実績を持つマイケル・シェラー(スイス)。
前回大会で2位だった濱田海人は7位、平昌五輪出場コンビの大久保勇利と國武大晃はそれぞれ9位と13位、今シーズン大躍進し注目を集める飛田流輝は10位と、残念ながら上位に食い込むことはできなかった。
男子結果
1位 マイケル・シェラー(スイス)
2位 マーク・マクモリス(カナダ)
3位 ベンディク・イエルダーレン(ノルウェー)
7位 濱田海人(日本)
9位 大久保勇利(日本)
10位 飛田流輝(日本)
11位 川上蒼斗(日本)
13位 國武大晃(日本)
14位 相澤 亮(日本)
16位 大橋陸飛(日本)
22位 辻 陽太(日本)
女子結果
1位 ジュリア・マリノ(アメリカ)
2位 藤森由香(日本)
3位 ブルック・ボイト(カナダ)
9位 芳家裕里(日本)
全結果はこちら
photos: GRANDVALIRA TOTAL FIGHT