2018年7月15日、2010年バンクーバー五輪女子ハーフパイプで金、2014年ソチ五輪同種目で銀メダルを獲得したトーラ・ブライトが地元であるオーストラリア・スレドボにて、17歳以下のジュニアやキッズたちを対象としたライディングイベント「TORAH BRIGHT MINI SHRED」を開催。そのハイライト動画が公開された。
コーチ陣には平昌五輪男子スノーボードクロスで銀メダリストに輝いたジャリッド・ヒューズ、同じく平昌五輪に出場した女子スロープスタイル＆ビッグエアのジェス・リッチ、女子スノーボードクロスのベル・ブロックホフらオリンピアンが名を連ねるなか、オーストラリアを代表するストリートイベント「BURTON CATTLEMAN’S RAIL JAM」の昨年の覇者であるジャイ・カーニーといった生粋のストリートライダーから、バックカントリーを中心に活動する豪州シーンを牽引してきたライアン・ティエネがヘッドコーチを務めるなど、幅広いジャンルのライダーたちが参加。そのうえでイベント参加費は無料なのだ。
気になる内容はというと、午前・午後のレッスンに加えてBBQやジャムセッション、さらにコーチからのサインがもらえるなど、有意義な時間を過ごせること請け合い。子供たちにライディングスキルだけでなく夢や希望を与える人気イベントとなっている。本イベントに集まったキッズ＆ジュニアスノーボーダーは、なんと300人オーバー！
平昌五輪男子ハーフパイプでスコッティ・ジェームスが銅メダルを獲得したことは記憶に新しいだろうが、トーラやスコッティに続くスノーボーダーがこのイベントから輩出される日も近いのかもしれない。