BACKSIDE (バックサイド)

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平昌五輪スロープスタイルのコース計画が発表。斬新なアイテム追加も

2017.11.02

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韓国・平昌で開催される2018年冬季オリンピック開催まで残り100日を迎えたということで、FIS(国際スキー連盟)よりスロープスタイルのコース計画が発表された。2016年2月に行われたテストイベントに基いて設計されているのだが、いくつかの新アイテムが追加されている。
2014年のソチ五輪ではショーン・ホワイトの棄権などから、そのコース設計の危険度が話題となったわけだが、今回のオリンピックではどのようなコースが用意されるのか。早速チェックしていきたい。
 

CourseReview

全体を俯瞰して見渡すと、前半にジブセクション×3、後半にジャンプセクション×3という、一般的なスロープスタイルコースに映る。
 
 

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1つ目のセクションは3ラインから選択できる一般的なジブセクションとなっているが、ライダーズレフト(山側から見て左)のレール前半がレインボー形状になっており、またトランスファーすることも可能なようだ。
 
 

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2つ目のセクションはライダーズライト(山側から見て右)にヒップやトランスファーギャップ、ライダーズレフトにはギャップを絡めた複合的なジブセクションとなっている。センターには一般的なダブルダウンレールを設置。ヒップジャンプではスタンスによって差が出てしまうこと、また、これら極端に異なったトリックセクションに応じたポイントをジャッジがしっかり採点できるのか。気になるところだ。
 
 

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3つ目のセクションには、スロープスタイルコースとしては極めて異例となるボウルが誕生。激しく湾曲したレールが用意され、その先には小さなステップダウンキッカーが3ウェイで続く。アメリカの専門サイトでは、2020年の東京五輪から採用されるスケートボードのカメラテストなのか?と皮肉るコメントも見られたが、果たしてどのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか。
 

section3other

また、このセクションの下部は別バージョンも検討されているようだ。
 
 

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4つ目のセクションからはジャンプエリアに入る。斬新なキッカーが左右に用意されており、ストレートジャンプよりも格段にテイクオフが難しいため、トリックの難易度は低くても高得点につながるのだろう。スノーボードに精通していない人がこのセクションでのポイントを見たとき、違和感を覚えるかもしれない。
 
 

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5つ目のセクションも、またもや悩ましい。ストレートジャンプとクォーターパイプのテイクオフを利用する複合ジャンプセクション。BURTON US OPENやUS GRAND PRIXといったメジャーコンテストでも採用された実績があるのだが、ジャッジングがかなり難しいセクションと言える。
 
 

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6セクション目となるラストヒットは、オーソドックスなジャンプセクションだ。キッカーのサイズにもよるが、高難度な新技が繰り出されるとすればこのジャンプになるだろう。
 
これらを見た各国のライダーたちはどのようなトレーニングを積み、オリンピックに挑むのか。難易度よりも創造力に重きが置かれたレイアウトに映るだけに僕たちスノーボーダーからすれば期待感が高まる一方で、オリンピックだけにジャッジングを含め、どのように一般層に伝えていくかがカギを握るような気がしてならない。

course images: FIS

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