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ロデオフリップ生みの親 ダニエル・フランクは42歳の今もロデオで宙を舞っていた!
2017.04.05
往年のスノーボーダーであれば知らない人はいないはずだ。ロデオフリップ(FSロデオ540)の生みの親、ダニエル・フランクの名を。1995年に発表されたビデオ『MELT DOWN PROJECT』で披露されたそのトリックは、世界中の度肝を抜いた。筆者もその衝撃を受けたひとりであり、あの強烈すぎるインパクトはいまだ忘れられない。
その後、1998年の長野五輪ハーフパイプで銀メダルを獲得し、1999年には同じくノルウェーに出自を持つテリエ・ハーカンセンとともに、ライダーによるライダーのための大会として「THE ARCTIC CHALLENGE」をプロデュースするなど、フリースタイルスノーボーディングを大きく前進させた立役者である。
近年はシーンから遠のいていたため状況を把握できていなかったのだが、ダニエルの最新ライディング動画がFacebook上に公開されているので紹介したい。ノルウェーのイェイロというリゾートで撮影された映像なのだが、現在42歳のダニエルは、今なお3Dスピンやバックフリップで宙を舞っていた! とても楽しそうにパークを流しているレジェンドの姿には、懐かしさを覚えるとともに、ほっこりさせられることだろう。そして、何よりも滑走意欲を掻き立てられる映像だ。
パウダーばかりを求めているアラフォー世代のみなさん。今シーズンは残雪も多いことだし、たまにはパークに足を運んでみては?
『STOMPING GROUNDS』(1996年)