BACKSIDE (バックサイド)

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US OPENスロープスタイル決勝進出を決めた唯一の日本人 鬼塚雅に迫る

2017.03.02

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アメリカ・コロラド州ベイルマウンテンリゾートで開催されているBURTON US OPENスロープスタイル・セミファイナルが現地時間の3月1日に行われ、日本人で唯一、鬼塚雅がファイナル進出の切符を手に入れた。
2本のランのベストポイントで争われた今大会。男子10名、女子6名がファイナルへと駒を進める。ジブセクションとジャンプセクションが複雑に入り乱れる高難度なコースが舞台となった。6フィーチャーを順に紹介すると、ジブ→ジブ→ジャンプ→ジャンプ→ジブ→ジャンプとなっており、かつ、各フィーチャー間がタイトな箇所が目立ったため転倒者が続出していた。その中で鬼塚は2本ともに、ハーフCABオン→50-50 to 180アウト→CAB540→BS720→BSボードスライド→FS360(トランジション)を安定感ある滑りで成功させて74ポイントをマークして4位に。特にジャンプの完成度の高さが際立っていた。
藤森由香は1本目を成功させて2本目でさらなるポイントを狙い、パーフェクトでスタイリッシュなCAB720からスイッチBS540につなごうとするも、着地に嫌われてしまい8位。惜しくもセミファイナルで涙を呑んだ。
男子では、2015年の同種目チャンピオン・角野友基に注目が集まる。1本目は、ラストヒットで繰り出したBSトリプルコーク1440に失敗してしまい後がなくなった。運命の2本目。中盤の2連ジャンプの難易度を上げて勝負に挑むも、着地を合わせることができず21位に。今大会最年少として初出場を果たした大塚健は、2本ともに序盤のジブでミスが出てしまい26位。ほろ苦いデビュー戦となってしまった。
男女ともにファイナル進出者とハイライト動画を以下で紹介しているのでチェックいただきたい。ここでは、日本人ライダーとして唯一の決勝進出を果たした鬼塚のインタビューをお届けする。
 

MiyabiiOnitsuka_2

 
ファイナル進出おめでとう。今日の滑りを振り返ってみると?
少しでもミスがあったら転倒するくらいスピードが速いコースだったので、なんとか成功してよかったなって感じです。私はパイプが苦手なんですけど、最後のトランジションも上手くいってよかった。アイテムとアイテムの間がかなりタイトだから、BS720でちょっと飛びすぎただけで次のジブがもうヤバイ!と思って、間に合わそうだったから適当な技になっちゃって……。そこを改善しないと表彰台には上れないと思います。
 
決勝に向けての課題は?
決勝ではCAB540をCAB900に変えないと表彰台は乗れないと思うし、BS720も変えないでおこうかなと思いながらも、悩みつつ考えてみます。
 
4ヒット目のジャンプから5ヒット目のジブはかなりタイトだもんね。
そうなんです。BS720をやると次のジブアイテムをバックサイド方向から狙うことになるんですけど、スピードが乗りすぎててBSリップスライドをやるには難しいんですよね。だから、FS270で入るほうがやりやすいのかなって。
 
パイプが苦手って言ってるけど、最後のフィーチャーではトランジションを上手く使ってトゥ抜きのFS360を披露してくれたよね。女子ではあまり入ってるライダーがいなかったけど。
あれ、初めてやったんですよ(笑)。攻めの姿勢で挑みました。あと、こういう大きな大会でしかああいったアイテムで飛ぶ機会がないから、やっておかなくちゃもったいないな、って。
 
雅はジャンプが得意だけど、今回のキッカーはどう?
合わせることができないとメイクできないキッカーですね。まぐれで立つことができないキッカー。わざと難しくしてあるんだと思います。
 
決勝に向けての抱負は?
CABダブル(アンダーリップ900)を持ってるライダーがふたり(アンナ・ガッサーとジュリア・マリノ)いるじゃないですか。それに加えてジェイミー(アンダーソン)もいるわけだから、CAB900はやるとして、さらに攻めていかないと。
 
3ヒット目のジャンプとジブ全体がカギを握ってるね。ファイナルは楽しみながら頑張って!
そうですね。ありがとうございます!
 
女子スロープスタイル・セミファイナル結果
1位 ジェイミー・アンダーソン(アメリカ)
2位 アンナ・ガッサー(オーストリア)
3位 スペンサー・オブライエン(カナダ)
4位 鬼塚 雅(日本)
5位 ジュリア・マリノ(アメリカ)
6位 エンニ・ルカヤルビ(フィンランド)
 
女子スロープスタイル・セミファイナル ハイライト動画

 
男子スロープスタイル・セミファイナル結果
1位 スヴェン・ソーグレン(スウェーデン)
2位 マーク・マクモリス(カナダ)
3位 マイケル・シサレッリ(カナダ)
4位 モンス・ロイズランド(ノルウェー)
5位 ブランドン・デイビス(アメリカ)
6位 セッベ・デ・バック(ベルギー)
7位 レドモンド・ジェラルド(アメリカ)
8位 セバスチャン・トータント(カナダ)
9位 ステール・サンドベック(ノルウェー)
10位 クリス・コーニング(アメリカ)
 
男子スロープスタイル・セミファイナル ハイライト動画

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