BACKSIDE (バックサイド)

BACKSIDE (バックサイド)

http://backside.jp/news-054/
2062
kazukokubo
6590

NEWS

國母和宏が年間ベストビデオパート賞を獲得! 世界一の表現者たる証

2016.12.10

  • facebook
  • twitter
  • google

アメリカの大手メディア・TRANSWORLD SNOWBOARDING主催による、プロスノーボーダーたちの労と成果を讃える授賞式「RIDRES POLL 18」のMEN’S VIDEO PART OF THE YEAR(年間ベストビデオパート)部門にノミネートされていた國母和宏が、ボード・メリルやスコット・スティーブンスらを抑え受賞した。この授賞式の全部門を通じて、日本人スノーボーダーとして初となる快挙である。

受賞作品は、UNION BINDING COMPANYよりリリースされた『STRONGER.』のオープニングを飾ったフルパートだ。アメリカ・アラスカ州ヘインズやカナダ・BC州ゴールデンのバックカントリーで撮影された4分あまりのビデオパートには、クリフからの巨大メソッドや、手つかずのナチュラルヒットで繰り出される多彩なスピントリック、さらには超絶スティープなビッグマウンテンライディングまで、まさしく世界一の表現者たる証明に値するフッテージの数々が収録されている。
しかし、弊誌創刊号「國母和宏という生き様」で語られた内容を少しだけ紹介すると、今作の撮影に費やした昨シーズン、彼はケガで1ヶ月近く滑ることが許されなかった状況を受けて、自身の撮影活動を次のように振り返っていた。
「やりたいことの理想がめっちゃ高かったから、撮影してるときはずっとダメだと思ってたんですよね。ケガしちゃったこともあって、その理想を下げざるを得なかった。こんなレベルで(映像を)残したところで……」
この意識レベルでシューティングに取り組み、本人の肌感としては納得いかなかったものの、世界中のプロスノーボーダーたちを認めさせたわけだ。
アメリカ時間の12月9日夜、コロラド州ブリッケンリッジ・リバーウォークセンターにて授賞式が行われた。映像をご覧いただければわかるが、ステージに上がった國母は、「Thank you. Finally, I’m ichiban.(ありがとう。ついにオレは一番だ)」と日本語の“一番”という言葉を用いて挨拶し、その直後に、自身のシグネチャーボードに掲げられている中指を立てた合掌を披露。この合掌は、甘んじることなく命を懸けて滑り続けるという、自分自身に立てた中指である。
『STRONGER.』全編はRed Bull TVで視聴可能なので、もしもまだ観ていないという人がいるならば、絶対にチェックするべきだ。すでに観ているという人も改めて観ながら、國母の功績に日本から祝福を贈ろう。

『STRONGER.』THE UNION TEAM MOVIE

(國母和宏のパートは2:22~6:36)
https://www.redbull.tv/film/AP-1NVEGJF4W1W11/stronger

RELATED POSTS

LOAD POSTS