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最高峰セッションから見えたフリースタイルスノーボーディングに不可欠な“個性”
2017.05.16
カリフォルニア州マンモスマウンテンが舞台の、米SNOWBOARDER MAGAZINEが主催する世界最高峰のパークセッション「SUPERPARK 21」の4日目ハイライト動画が公開された。
オープニングに登場するのはノルウェー期待の20歳、フリチョフ・ティッシェンドルフ。ルーキー時代からコンテストシーンで頭角を現すと同時に、個性豊かなトリックを操ることでも注目されてきた彼は、今セッションでは常にバックパックを背負っていたことで一目置かれた。巨大ジャンプからテクニカルなトリックに至るまで、トリックの表現力にプラスアルファの個性を加えることで、世界各国からやってきた猛者たちに混じってもそのスタイルを魅せつけることができたわけだ。
また、イーサン・モーガンやハルドル・ヘルガソンといった、高い滑走力に加えてオリジナリティを持ち併せたライダーたちは、こうした世界トップレベルのセッションにおいても非常に目立つ。フリースタイルスノーボーディングには、やはり“個性”が必要不可欠であるということに改めて気づかされるセッションとなった。
ただ目立てばいいという話では決してない。それがカッコいいのか悪いのかについては、各々の価値観で判断するべきである。そのうえで、自由に表現することがフリースタイルスノーボーディングの醍醐味であるということは、間違いないはずだ。