BACKSIDE (バックサイド)

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ReilaIwabuchi
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INTERVIEW

ダブルコークを操る女子高生がX GAMES初参戦。岩渕麗楽の素顔

2018.01.27

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米コロラド州アスペンで行われている真冬の祭典「X GAMES ASPEN 2018」。世界から選りすぐられた8名しか飛ぶことが許されないビッグエア競技に、16歳の女子高生・岩渕麗楽が参戦する。
昨年12月に同州カッパーマウンテンで行われたワールドカップ・ビッグエアでは、アメリカのジュリア・マリノやノルウェーのシリエ・ノレンダルら強豪ライダーを従えて、見事表彰台の真ん中に立った。その勝利を手繰り寄せたトリックがBSダブルコーク1080。世界で数名しか操ることができない大技を武器に平昌五輪の出場も決めた彼女は、どのような気持ちでX GAMESアスペン大会に挑むのか。同大会を放送するTBSのカメラとともに探ってみた。

夢の舞台でダブルコークを決めたい

「小学校高学年くらいからX GAMESの存在を知りました。そのときはどの大会がすごいかってことがわかってなかったんですけど、中学くらいから自分がやろうとしている難しい技をX GAMESに出てる人はみんな簡単そうにやってるから、すごいな!って思うようになりました。
でも、オリンピックの場合はちゃんとした基準があってどうやったら出られるのかが明確なんですけど、X GAMESは招待制だから自分がどこまですごいことをやったら出られるのかがわからない。さらに、オリンピックに出ててもX GAMESには出られない人もいるから、やっぱり(出場することが)難しいのはX GAMESだと思います。オリンピックは4年に一度ということで価値のあるものだしどっちもすごい大会だけど、今はX GAMESでいい成績を残したいと思ってます。X GAMESは夢の舞台です。
中2くらいからバックダブル(BSダブルコーク1080)をやり始めて、高校に入ってすぐの5月に雪上でトライ(記事はこちら)しました。難しいですけど、私はけっこう感覚でやるタイプなので、その感覚を覚えていれば意外と形にできることが多いです。カッパーマウンテンのワールドカップで成功はしたけど手をついたりして精度は高くなかったので、もっと完璧に近い状態でメイクしたいです。
X GAMESで少しでもいい順位をとれたらすごい自信につながると思うので、頑張りたいですね!」
 
 
本日行われた女子スロープスタイル決勝に、欠場者が出た場合のウェイティング要因として名を連ねていた麗楽は、キャンセルが出たため大会当日に急遽参戦が決定。深夜から降り続いていた降雪の影響によりボードが走らず、アンナ・ガッサー(オーストリア)やシリエ・ノレンダル(ノルウェー)、ヘイリー・ラングランド(アメリカ)といった強豪ライダーたちは大会前の公式練習に参加したうえでキャンセルしていた。
そんな悪条件にも関わらず夢の舞台に出場したわけだが、身長が150cmと小柄で軽量な麗楽はスピードが出せずに、ジャンプがランディングエリアまで届かなかった。悔しい思いをしたことに間違いはないが、大会を終えた直後、次のようにポジティブなコメントを残してくれた。
「コンディションが悪くて思ったような滑りはできなかったけど、X GAMESの舞台を経験できてよかったと思います。スロープ(スタイル)で思いきりできなかった分、ビッグエアでは自分の滑りができたらいいですね」
女子ビッグエアは現地時間の27日(土)に行われる。16歳の女子高生に期待したい。

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