BACKSIDE (バックサイド)

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MAGAZINE

今季開幕号「STYLE IS EVERYTHING ─スタイルこそすべて─」11月18日(土)発売

2017.11.09

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世間から大きな注目を集める4年に一度のオリンピックシーズンだからこそ、スノーボードを語るうえで欠かせない“スタイル”について掘り下げる。

“遊び”であり“競技”でもあるスノーボードを語るうえで欠かせないスタイルという価値観。馴染みのある言葉だが、その定義は曖昧だ。
まずはライディングスタイルについて考えてみたい。バックカントリーやストリートでの滑りが進化すればするほど、一般スノーボーダーからは現実離れしてしまい理解しづらくなる。競技レベルが高まってトリックが高難度化していくほど、勝つために求められる複雑な技からは個性が失われつつある。
こうした状況下でスタイルについて議論されるのだから曖昧でわかりづらいわけだ。そこで大きく“型”と“流儀”に分けて考えてみたい。一年中滑走可能な環境を手にしたことで型は作りやすくなったが、先述したように複雑難解な技からは個性が失われていく。反面、ライディングスタイルは“滲み出るもの”という説がある。ライダーという生き方の流儀が滑りに投影されるという考えだ。
そこで滑りの表現力に長ける彼らの言葉や思考から、スタイルについて掘り下げることにした。
表現者として己を貫き通す布施忠のスタイル。
仲間とともに勝負の世界に生きた佐藤秀平のスタイル。
競技から学んだ自由を求めて戦う山根俊樹のスタイル。
さらに、競技性に芸術性を加える“表現者”であるダニー・デイビスと、勝つことがスタイルと言い切る“競技者”であるショーン・ホワイト。両名にも話を訊いた。
「STYLE IS EVERYTHING ─スタイルこそすべて─」と題した今号を読んで見えてくるもの。それは、スタイルとは己自身であるということだ。滑り続ける理由は様々だろうが、見た目以上に中身がカッコよくあってほしい。
競技性が際立つオリンピックシーズンだからこそ、このテーマを捧ぐ。

 
 
ISSUE 4 STYLE IS EVERYTHING ──スタイルこそすべて── A4サイズ / フルカラー / 日本語・英語 / 152ページ
※ISSUE 5「PYEONGCHANG 2018 OLYMPIC」とISSUE 6「ART OF PHOTOGRAPHY」の3号セットでのオンライン限定販売になります(タイトルは仮題です)
※ISSUE 1~3も引き続き発売中です

ON THE COVER

Tadashi Fuse
Mt. Chokai, Yamagata.
photo: Taro Koeji
 
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます

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