BACKSIDE (バックサイド)

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W杯ハーフパイプ最終戦は戸塚優斗が優勝、冨田せなが2位で有終の美飾る

2019.03.10

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米カリフォルニア州マンモスマウンテンで開催されているFISワールドカップ・ハーフパイプ最終戦は強風が吹き荒れるなか行われ、男子は戸塚優斗が優勝、女子は冨田せなが2位となる好成績を収めた。
男子優勝の戸塚は2本目、FS900メロン→BS900ミュート→FS1080テール→CAB1080テール・ノーズと決め、ラストヒットでFSダブルコーク1440を繰り出して見事メイク。厳しいコンディションながらも素晴らしいランを成功させて95.75ポイントを獲得し、トップにつけていたパット・バーグナー(スイス)を4ポイント上回る逆転劇を演じた。前回のカルガリー大会に続く連勝となり、今季2勝目。

そのほかの日本人ライダーは穴井一光が7位、BURTON US OPENで2位と調子を取り戻して乗り込んだ片山來夢は11位、同大会で5位となり一躍その名を世界中に知らしめた平野流佳は13位に甘んじた。
 
また、女子の予選をトップのポイントで通過していた冨田は2本目、FS900メロン→BS540ミュート→FS720インディ→CAB720ミュート→FS540ステイルフィッシュ→メソッドを決めて85.25ポイントを記録。首位のツァイ・シュートン(中国)には届かなかったが2位でフィニッシュし、今季最高位を獲得した。

BURTON US OPENで冨田とともにファイナリストとなった松本遥奈は7位、大江光は8位。今季好調の今井胡桃はユニバーシアード大会に参戦していたため欠場となった。
王者スコッティ・ジェームス(オーストラリア)、女王クロエ・キム(アメリカ)、その女王をBURTON US OPENで撃破したマディ・マストロ(アメリカ)ら強豪は参戦していなかったものの、戸塚と冨田の好成績に加えて、今大会は男女ともに出場していた日本人ライダー全員がファイナルへ進出を果たすなど、来季へとつながる最終戦となったことだろう。
日本勢のさらなる飛躍に期待したい。
 
男子ハーフパイプ結果
1位 戸塚優斗(日本)
2位 パット・バーグナー(スイス)
3位 デレック・リビングストン(カナダ)
7位 穴井一光(日本)
11位 片山來夢(日本)
13位 平野流佳(日本)
全結果はこちら
 
女子ハーフパイプ結果
1位 ツァイ・シュートン(中国)
2位 冨田せな(日本)
3位 ベレナ・ローラー(スイス)
7位 松本遥奈(日本)
8位 大江 光(日本)
全結果はこちら

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