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戸塚優斗がX GAMESスーパーパイプで銀。同級生の大塚健と金銀という奇跡

2019.01.28

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17歳の戸塚優斗が世界最高峰の舞台で鮮烈なデビューを飾った。米コロラド州アスペンで開催されているX GAMESは最終日を迎え、花形種目である男子スーパーパイプが終演。負傷欠場の平野歩夢に代わり初出場となった戸塚が銀メダルを獲得した。
エアの高さに定評のある戸塚は1本目、ファーストヒットのFS540をステイルフィッシュでおしゃれに味付けすると、BS900→FS1080→CAB1080→FSダブルコーク1260を披露。現代ハーフパイプにおいて難易度は決して高いとは言えないが、エアはアベレージで見ても驚異的な高さを生み出していた。90ポイントを叩き出し、1本目のランを終えた時点でトップに立った。

しかし2本目で、ショーン・ホワイトと平野歩夢が欠場している今季、絶対的王者として君臨しているスコッティ・ジェームス(オーストラリア)が牙をむく。スイッチBS1080→BSダブルコーク1260→FS1080→CABダブルコーク1080→FSダブルコーク1260を決め、ラストヒットを着地した直後に右手を天高く突き刺した。ちょうど前日だった母国の記念日、オーストラリアの日を祝福するかのように94ポイントと高得点をマーク。以降、90ポイントを超えるライダーは現れることなく、スコッティの優勝、戸塚の2位が決まった。

平昌五輪の選考レースで負傷してしまい出場は逃したものの、映像作品を制作する傍らで今シーズンは昨年12月のDEW TOURを皮切りに再び参戦しているダニー・デイビスが3位に。BS360→スイッチメソッド→CAB1080→FS900→マックツイストというダニーらしさが際立つルーティンを繰り出した。最高回転数が1080と、数字だけで判断すると難易度は高いとは言いづらいが、その独創性はもちろん、一つひとつのトリックを見てもスタイリッシュさやグラブ時間の長さ、エアの高さが際立った美しいランだった。

また、もうひとりの日本人ライダーである片山來夢は、FS900→BS900→FSダブルコーク1440→CABダブルコーク1080→FSダブルコーク1260と高難度なルーティンを披露するも、ラストヒットの着地に嫌われてしまい9位でフィニッシュ。
 
戦いを終えた戸塚は、次のように語ってくれた。
「最後でFSダブルコーク1440をキレイに決めることができれば勝てると思っていたので、とても悔しいです。でも、次のX GAMESでは(スコッティを)倒したいという気持ちが強くなったので、いい経験になりました。エアの高さとスタイルを重視した滑りを目指しているので、それが評価されたのはうれしいですね。でも、まだまだカッコよくなりたいです」
 

YutoTotsuka

photo: GAKU

 
こうして真冬の祭典、X GAMESアスペン大会は幕を下ろした。神奈川県のとある高校に通う同級生の大塚健と戸塚優斗が、世界最高峰の舞台でゴールド&シルバーを獲得。さらに付け加えると、彼らは同じクラスである。マスメディアのみなさんも取り上げる価値のあるストーリーになったはずだ。
 
男子スーパーパイプ決勝結果
1位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)
2位 戸塚優斗(日本)
3位 ダニー・デイビス(アメリカ)
4位 チェイス・ジョージー(アメリカ)
5位 ジェイク・ペイツ(アメリカ)
6位 ベン・ファーガソン(アメリカ)
7位 イウーリ・ポドラチコフ(スイス)
8位 トビー・ミラー(アメリカ)
9位 片山來夢(日本)
10位 パット・バーグナー(スイス)

photo: TBS

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