BACKSIDE (バックサイド)

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平野歩夢の写真撮影&サイン会の当選を夢見た1,100人超が原宿に大集結

2018.04.05

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東京・原宿に位置するBURTON FLAGSHIP STORE TOKYOの前は、一時通行が困難になるほどのパニック状態に陥った。4月5日、オリンピック2大会連続銀メダルを獲得し、今季はX GAMESアスペン大会とBURTON US OPENでともに初優勝を果たし、名実ともにハーフパイプ競技の世界トップに君臨した平野歩夢との写真撮影&サイン会「AYUMU HIRANO PHOTO / AUTOGRAPH SESSION」が開催されたからだ。
このイベントに参加できる40名の定員に対して、抽選券を求めて全国各地から1,139名が現地に大集結。当選者が発表となる時間に現場に到着したのだが、ストア前は騒然としていた。残念ながら抽選にもれてしまった多くのファンがガラス越しにストア内の様子を見ようと、会場前の道路は見物客で埋め尽くされていた。
 

Audience

 
 

Audience2

 
BURTONメンバーから選抜された10名と、約29倍の抽選を勝ち抜いた40名の計50名のファンがストア内に案内されると、固唾を呑んで待つことおよそ10分。主役の登場だ。会場外のオーディエンスからも黄色い声が飛び交い、歩夢の絶大なる人気を肌で感じることに。
これまでのスノーボード界では前例がないほどの人気ぶりに筆者は慌てるも、その張本人は堂々たる態度でマイクを片手に挨拶を済ませると、一緒に写真撮影かサインをもらうかのどちらかを選択できるファンサービスがスタートした。
 

Ayumu_Stage

多くのファンに対して感謝の言葉を述べる歩夢

 
 

Audience3

歩夢がステージに立つと会場内外から多くのカメラが向けられた

 
 

AyumuShooting

弊誌を持参してくれたファンも数名いた。ご愛読いただきまして、ありがとうございます

 
 

AyumuSign

慣れた手つきでサインを書く歩夢

 
 

stopwatch

ファンひとりに与えられている45秒という限られた時間を計測するためのスタッフも

 
ファンサービスを終えると、最後はマスメディアによる囲み取材。ソチ五輪から4年が経過し、事実上の世界トップコンペティターとして君臨している歩夢はその滑りだけでなく、ファンやマスコミなどへの対応を見ていても大きな成長を感じる。言葉の端々にスノーボード界を代表している責任感が表れており、そこにはスノーボードに対する熱き想いが宿っているからだ。
 

MassMedia

誠実な態度で取材に応じる歩夢

 
そして歩夢は次のように話してくれた。
「自分のイベントのためにこれだけ多くの人が来てくれたことにビックリしましたね。みんなが来てくれることが自分にとって刺激になってます。US OPENが終わってからも練習漬けだったので、寝るとき以外はほとんど休めていないんですけど、何日か休むことができたら今後に向けて動いていきたいですね。いろいろ整理がつき次第、動いていかなきゃなって気持ちはあります。東京五輪についてはまだ覚悟や整理がついていない状態だから、自分としてもはっきりとは決められていません。この後はアメリカに渡って撮影に参加する予定です」
歩夢の2017-18シーズンはまだまだ続くようだ。これまでは身も心も削りながらコンテストに集中してきたからこそ、シーズン後半は純粋にライディングを楽しみながら、いい映像や写真を残してきてほしい。
 

AyumuSilverMedal

平昌五輪の銀メダルを手に、BURTON US OPEN優勝の盾や自らの使用ボードとともに

 

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