BACKSIDE (バックサイド)

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パイプ・ジブ・ジャンプ部門の合計点で争われたブランド対抗戦が面白い

2017.12.18

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米コロラド州ブリッケンリッジで開催されていたDEW TOURの最終日はブランド対抗のチームチャレンジ。個人競技であるスノーボードに新たなる価値を与えるべく、前回大会より行われている。
初開催となった昨年はジャンプとジブの2セクションで行う予定だった。しかし、強風などの影響によりジブのみとなってしまったのだが、今大会は3セクションと規模が拡大。エントリー部にヒップを設け、プラットホームにレールを追加したスーパーパイプ、スロープスタイルコースのジブセクションとジャンプセクションとを分けた計3セクションでひとり2本のランを行い、そのベストポイントの合計点で争われた。
見事優勝を飾ったのはROMEチーム。ハーフパイプ競技に参戦しているわけではないルネ・リンネカンガスが、改良されたスーパーパイプで創造性あふれるユニークなライディングを披露。続くジブセクションでは、オジー・ヘニングが50-50からのフロントフリップなど、全体的に安定感がありながらも意外性ある滑りで沸かせた。最後のジャンプセクションでは、スロープスタイルの予選をトップ通過していたステール・サンドベックが魅せる。2本目のランでBS1620を決めて優勝に大きく貢献した。高回転のフラットスピンとしてCAB1620をX GAMESで成功させたことがあったようだが、BS1620は大会で初メイクとのこと。

2位は前回大会チャンピオンのBURTONチーム。自身もPEACE PARKをプロデュースするだけにこうした改造パイプを得意とするダニー・デイビス。ジブセクションではレッド・ジェラードが若さあふれる滑りで躍動した。平昌五輪のビッグエア金メダル候補であるマーク・マクモリスがBSトリプルコーク1440などを決めるも、惜しくも一歩及ばなかった。

3位のNITROは、なぜかマーカス・クリーブランドがジブとジャンプの2セクションを担当。双方ともに得意とするトリックマスターなわけだが、ジャンプではBSトリプルコーク1440をクリーンに決めるも、ジブセクションではややアウトが早いなど精彩を欠いてしまった感は否めない。スーパーパイプを得意とするヤン・シェラーは変則コースに対応しきれていないように映った。

このように個人競技にチーム対抗戦を採用することで、さらにパイプ・ジブ・ジャンプというフリースタイルの総合的なバトルを演出することで新たなる可能性を示したわけだ。こうしてDEW TOURは幕を下ろした。
 
チームチャレンジ結果
1位 ROME
2位 BURTON
3位 NITRO
4位 SALOMON
5位 RIDE
6位 DC

photo: DEW TOUR

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