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クワッド&1800時代の幕開けとなったX GAMESビッグエア速報

2017.01.28

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アメリカ・コロラド州アスペンで開催されているアクションスポーツの大祭典「X GAMES ASPEN 2017」ビッグエア決勝が行われ、マックス・パロット(カナダ)がクワッドコーク合戦を制して優勝し、2連覇を飾った。2位は期待の新星マーカス・クリーブランド(ノルウェー)、3位には昨年の銀メダリスト、マーク・マクモリスが名を連ねる結果に。前回大会の銅メダリストである角野友基は8位に終わった。
世界中から選出されたビッグエアの猛者8名が一堂に会し、25分間のジャムセッションで行われた今大会。ベスト2本の合計得点で争われた。
優勝したマックスは、1本目にBSトリプルコーク1620を決めると、2本目から勝負に出る。2015年の春に映像を配信して世界中を驚嘆させたCABクワッドアンダーフリップ1620を繰り出すも着地に嫌われたが、3本目に見事成功。しかし、得点はそこまで伸びず37ポイントだった。
1番出走のマーカスは同じく3本目、コンテスト史上初となるBSクワッドコーク1800を決めて45ポイントを記録していたのだが、ランディングで手をついてしまってのポイントだっただけに、着地が完璧であったら現時点のコンテストにおける最高トリックということになるだろう。4本目にはCAB1620で37ポイントを獲得し、計82ポイントで首位に躍り出た。
すると、4巡目の最終出走となるマックスは、昨年の同大会でも決めたCABトリプルコーク1800をパーフェクトストンプ。今大会最高となる46ポイントを叩き出し、トータルで83ポイントで逆転に成功した。

マックス・パロットのベスト2ラン

マーカス・クリーブランドのベスト2ラン

常勝ライダーであるマークは、BSトリプルコーク1620とスイッチBSトリプルコーク1620を決めての3位。逆転を狙ってBSクワッドコーク1800にトライして転倒したシーンからは、王者の焦りさえも感じた。昨年2月のAIR+STYLEロサンゼルス大会での負傷により、懸命のリハビリもあって夏には復活を果たしたわけだが、その6ヶ月間で少しの遅れをとってしまったということだろうか。

マーク・マクモリスのベスト2ラン

8位に終わった角野は、大会前から「ケガを言い訳にしたくはない」と明言していたのだが、同日に行われたスロープスタイルの予選で、およそ9ヶ月ぶりとなるBSトリプルコーク1440をラストヒットで放っていた。回転が若干足りずにクリーンなランディングとはいかず、予選で涙を呑む結果となってしまったのだが、ビッグエアよりも小さいジャンプ台で高回転3Dスピンを操れたことで、ケガへの不安が少しは払拭されたようだ。左肩を負傷していたため、スピンの先行動作に不安を感じていたからである。
昨シーズン行われた大会で、角野はBSトリプルコーク1620でミスしたことは一度もない。だが、ビッグエアの1本目で放った同トリックは回転が余ってしまい転倒。すぐに調整して2本目はクリーンにメイクするも、やはりケガの影響を感じずにはいられなかった。その後もスイッチBSトリプルコーク1620に挑むも着地を合わせることができず、万事休す。悔しい思いを募らせていたことだろうが、大会を終えた直後に本人と話をすることができた。
 

YukiKadono

 
「来週にはAIR+STYLEインスブルック大会が控えていて、そこからスロープスタイルも含めて連戦になります。大会に参戦しながらにはなってしまうけど、ゲーム運びを取り戻しながら、ズレが生じているスピンの感覚を調整するなど、ベストを尽くしていきたい。そのうえで、まずは基盤をしっかりと築いたうえで、上位に食い込めるようにトリックのレベルを上げていきます」
いよいよコンテストにおいてもクワッド&1800時代の幕開けを告げるとともに、激戦は終演を迎えた。角野も出場するAIR+STYLEインスブルック&ロサンゼルス大会が2月に控えているだけに、ビッグエアの新時代から目が離せない。

男子ビッグエア結果

1位 マックス・パロット(カナダ)
2位 マーカス・クリーブランド(ノルウェー)
3位 マーク・マクモリス(カナダ)
4位 セバスチャン・トータント(カナダ)
5位 ステール・サンドベック(ノルウェー)
6位 カイル・マック(カナダ)
7位 スヴェン・ソーグレン(スウェーデン)
8位 角野友基(日本)

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