BACKSIDE (バックサイド)

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8種目中6種目で日本の若手が世界一に。WORLD ROOKIE FINALSハイライト動画

2018.04.18

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オーストリア・キッツシュタインホルンで開催されていたWORLD ROOKIE TOURの最終戦となる「WORLD ROOKIE FINALS 2018」。シーズン中に行われた各ルーキー大会の優勝者はもちろん、WSFに加盟している各国のスノーボード協会からの推薦を受けたライダーやワールドルーキーランキングの上位者が一堂に会し、ルーキー王者の称号をかけた熱戦が繰り広げられた。
ハーフパイプ、スロープスタイルの2種目で行われ、それぞれルーキー(2000〜2002年生まれ)男女、グロム(2003年以降生まれ)男女に分かれて行われるため計8種目あり、そのうち6種目で日本人の若手ライダーが優勝したのだ。当サイトでも速報記事として取り上げているので、ハーフパイプ「ルーキー男女とグロム女子で優勝。ハーフパイプ大国ニッポンの強さを若手が証明」、スロープスタイル「ルーキー男子は表彰台独占。グロム男女も優勝とスロープでも10代の日本人が大躍進」、それぞれご一読いただきたいが、そのハイライト動画が公開されたのでお届けしたい。
スロープスタイルではルーキー男子で優勝を果たした大塚健(17歳)のCABダブルコーク1260や、グロム女子の覇者・村瀬心椛(13歳)が放った自身初となる国際大会でのBSダブルコーク1080などが収録。村瀬のそれは単発のジャンプで争うビッグエアではなく、スロープスタイルの2ヒット目にBS720からつなげる形での成功なのでさらに価値があると言える。ルーキー男子2位の大久保勇利(17歳)、同3位の木俣椋真(15歳)、そしてグロム男子優勝の山田悠翔(14歳)の滑りも要チェックだ。

ハーフパイプではルーキー男子の頂点に輝いた永田浩範(17歳)がファーストヒットで繰り出したFSインディの高さに注目したい。ルーキー女子で優勝を飾った覚張美咲(16歳)、BURTON US OPENジュニアジャムに続いて今大会のグロム女子も制した小野光希(14歳)のライディングも見逃せない。

日本の若きコンペティターたちのハイレベルな滑りを観ることで、その層の厚さを感じるとともに今後のコンペシーンへの期待は高まる一方だ。

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