BACKSIDE (バックサイド)

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COLUMN

フリースタイルスノーボーディングの真髄

2016.08.22

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弊誌「BACKSIDE」の編集方針を綴ったISSUE 0にて、フリースタイルスノーボーディングを再構築すると述べさせていただいた。パークのように与えられたフィールドではなく、どこで飛ぼうが、どれくらいのスピードで進入しようが、どんな技を繰り出そうが、すべては自分次第。制約がない代わりに自由すぎるからこそ、創造力や積極性が問われることになる。こうした“点”のアクションを“線”で繋いでいくことで、フリースタイルスノーボーディングはより自由度を増していくわけだ。
そのページレイアウトがトップの画像なのだが、世界中のフォトグラファーが撮影した幾多の写真の中から、テーマに合わせて選び抜いた一枚である。ライダーの小西隆文が刻んだラインから、その自由度が伝わってくるとともに、彼の創造力から繰り出されたトリックを想像する楽しみも生まれるはずだ。その答え合わせとも言えるムービーを紹介しているのだが、すぐに再生するのではなく、まずは写真から感じとってほしい。そして、己の創造力を高めてほしい。

広大なバックカントリーで繰り広げられる本ムービー。他人事のように感じるかもしれないが、スケールダウンさせて創造力を働かせれば、あなたが滑るホームゲレンデに置き換えることもできるのかもしれない。
これこそが、フリースタイルスノーボーディングの真髄である。

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